この図書は『大企業のサラリーマン』むけと思われるのですが、みなさんの感想はどうでしょう?
作品情報
書 名:サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい
副 題:人生100年時代の個人M&A入門
発行日:2018年4月19日 第1刷発行
著 者:三戸政和
発行所:株式会社 講談社
定 価:税抜840円
ISBN:978-4-06-291518-2
作品解説
最初は章だてで解説しようと思っていたのですが、この図書が狙っている読者層から私は外れているらしくいまいち共感できず、まとめて作品解説します。
この図書が狙っている読者層は『大企業のサラリーマン』です。そしてこの図書が言いたいことは一言でいえば大企業で培ったノウハウを活かして安く買った赤字中小企業を黒字化させよう、というもの。
説明すると起業するのはリスクが大きいが、赤字の中小企業は非効率な体制の場合が多くそこに大企業での経験を活かし改善していけばおのずと黒字化するということです。
買収する中小企業の探し方などためになる部分もあったのですが、本書の大半は何故大企業のサラリーマンが中小企業を買収したらいいのか?買収するメリットの説明が大半で、どうやっ買収するのか?という具体的なやり方は2割程度の印象です。
まとめ
この本はあくまで『大企業のサラリーマン』むけであり、零細企業のサラリーマンである私には合わないものでした。Rakuten Koboで無料で公開しているときに読み始め、面白そうだったので紙の本を買って読んだのですが合いませんでした。せめて帯や作品紹介で『大企業のサラリーマン』むけと書いてあったら親切だと思うのですが。
私には合わなくても『大企業のサラリーマン』のかたならまた違った感想になるかもしれません。ぜひみなさんの感想を聞かせてもらいたいものです。
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